薬以外の花粉症対策!家では?服装は?グッズのおすすめも
花粉症の薬が効かない?
実は花粉症の薬の種類ってとても多いんです。自分に合う薬を見つけるまでに苦労もあるでしょう。
ですがその薬に出会うまで我慢はできないですよね。
そこで今回は薬以外の花粉症対策についてまとめてみました。
花粉症の家での対策
家の中くらいは快適に過ごしたいですよね。
花粉を家の中に入れないのが鉄則です。
帰宅時には花粉を払ってから家に入る、すぐに顔を洗う、など、とにかく花粉はできるだけ入れない、ついてきた花粉は洗うということを意識しましょう。
洗濯物は部屋干し、布団乾燥機を使う、などはすでにやっているかもしれませんね。もし外干しをするなら取りこむときにひとつずつ丁寧に払っていきましょう。そして自分についた花粉も払ってから部屋に入るのを忘れないでくださいね。
他にも出来る花粉症対策は結構ありますよ。
花粉症対策なら掃除機を使わない
お家の中でできるだけ掃除機を使わないようにしましょう。
掃除機を使うと部屋の中の花粉が舞い上がってしまうので、できるだけ拭き掃除をするのがおすすめです。
クイックルワイパーならウェットタイプを使いましょう。
朝は花粉が下に落ちているので、掃除をするなら起きた時が効果的ですよ。
花粉症に加湿器と空気清浄機
花粉症に必須とも言うべき加湿器と空気清浄機ですが、正しい使い方をしましょう。
加湿器のお水は塩素の入っている水道水を使いましょう。ミネラルウォーターは菌が繁殖しやすいんです。
加湿器で湿度をあげることによって花粉が重くなって舞い上がりにくくなりますよね。さらに精油でアロマ効果を得るのも良いかもしれません。
空気清浄機を置く場所は床に。花粉は徐々に下に落ちてくるので、低い場所に置いておく方が効果があがります。
花粉は換気で侵入
花粉の侵入の6割が換気によるものです。
窓を開ける場合も10cmほどまで、さらに網戸プラスレースカーテンは閉めましょう。網戸用のフィルターを貼るのも手ですね。
キッチンやトイレなどの換気扇からも花粉は入ってくるので必要ない時は止めておきましょう。
花粉症対策の食べ物と飲み物
食べ物
少しでも改善したいなら積極的に食べ物や飲み物を摂っていきましょう。
ヨーグルトなどの乳酸菌
1日200gのヨーグルトと一緒に野菜を摂ると良いというのは既にご存知かと思います。
花粉症というのは免疫力が低いと症状が出ることがあります。免疫力の70%は腸にあるので、腸内環境を乳酸菌で良くして体内の免疫力をアップすると、花粉症が改善されることがあります。
ヨーグルトは乳酸菌が活発になるようにレンジで軽く温めてあげると効果的です。
ヨーグルトだけでなくキムチやぬかづけ、すぐき漬などの植物性の乳酸菌はパワーが強いのでさらにおすすめですよ。
レンコン
特にヨーグルトと一緒に食べるのがおすすめとされています。
タンニンがアレルギーを抑え、ムチンが粘膜の保護をしてくれます。
えごま油、アマニ油、チアシードオイル
アレルギーを抑えるというαリノレン酸を含むこれらのオイルが花粉症対策に注目されています。特にえごま油のαリノレン酸が豊富です。
しそ(できれば赤紫蘇)
しそもαリノレン酸が含まれています。青より赤のほうが効果が高いので赤紫蘇ジュースなどを夏のシーズン中に作り置きしておきたいところです。もちろん青じそでも効果は期待できますよ。
梅肉エキス
実は市販薬に含まれる抗ヒスタミン剤と同じような効果をもつのが梅肉エキスなんです。梅干しも花粉症に良いとされています。
トマトに注意
リコピンが花粉症の症状緩和に期待できるのですが、生のトマトはヒスタミンを多く含んでいるので悪化することもあります。トマトを摂取するならトマトジュースなどの加工品を摂取するようにした方が良いのです。
同じ理由でほうれん草、なす、たけのこも加熱して使いましょう。
飲み物
花粉症に良いとされる飲み物はほとんどお茶です。人によって効果はそれぞれですので試していくしかないですね。
甜茶(バラ科のもの)
抗アレルギー作用、抗炎症作用があるので、花粉症を軽減する効果があります。ただしアレルギーに効果があるのはバラ科の甜茶、甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)だけです。
べにふうき
べにふうき茶とはヒスタミンの放出を抑えるという有名なお茶です。花粉症なら一度は耳にしたことがあるかと思います。
ただ葉っぱによっては苦みがあり、若干のクセを感じるかもしれません。
ルイボスティー
ルイボスティーは活性酸素を抑えるので免疫力を高めてくれます。美容にも良いので女性におすすめです。
ローズヒップティー
ヒスタミンを抑制する抗アレルギー作用があるだけでなく、自然界の食物の中で最も多いビタミンC含有量です。アレルギー炎症が起きると体内のビタミンCが大量に失われますので、花粉症に有効なお茶とされています。
アルコールはダメ
体内で生産されるアセトアルデヒドは、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを悪化させます。アルコールは控えましょう。
花粉症対策は服装も大事
静電気が花粉を寄せつけてしまうので柔軟剤や静電気防止スプレーなどで対策しましょう。
身に着けるものは素材に注意するだけで花粉の吸着が軽減します。
ウールやアクリルなど静電気を起こしやすいものや、フリースやニットなど表面がデコボコしたものはなるべく避けたい素材ですね。
表面がツルツルしたポリエステルやコットンなど洗える素材が良いでしょう。
さらに帽子をかぶるのがおすすめです。
実は髪の毛に付着する花粉ってとても多く、特にスタイリング剤などをつけているとヤバイです。
外に出ている間はできるだけ帽子をかぶりましょう。
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そして帰宅の際には帽子や洋服をはたいて少しでも花粉を落としてから家の中に入りましょう。そして着ていた洋服は洗濯機にすぐ入れて花粉が舞わないようにしましょう。
帰宅してできるだけ早くお風呂に入ること、着替えることがおすすめです。注意点としては、熱いお風呂はヒスタミンが増えて症状が悪化することもあります。入浴はぬるめのお湯で短めにしましょう。
花粉症対策グッズを有効活用のおすすめ
様々な花粉対策用のグッズが出ているので、組み合わせて使うと良いですね。
花粉症対策のマスクの使い方
花粉症と言えばマスクというくらい誰もが使っていますが、意外にもマスクの使い方が間違っていて、効果が半減していることがあるようです。
マスクの上下、表裏を確認しましょう。
マスクの上下は比較的簡単にわかると思います。上の部分にワイヤーやノーズクッションがついているものがほとんどですからね。
マスクの表、つまり外側はプリーツが下を向いてる方です。
プリーツ部分を伸ばして、鼻と口、さらにあごまでキチンと覆うようにしましょう。そして鼻周りやあごまわりにスキマができないようにします。
使い終わったらマスクのゴムの部分を持って捨てましょう。フィルターを触ると手に花粉がついてしまいます。
花粉症の人に満足度が高いのは「快適ガードプロ」。特にプリーツタイプが顔がフィットするということで評判が高いですね。
スプレーをマスクに 花粉をガード
マスクにスプレーをすることで花粉をガードしてくれます。
マスクだけでは症状が改善しないというあなたに心強い味方ですね。
花粉ガード用のメガネ
目の症状に困っているなら花粉ガードのメガネが欲しいですよね。
選び方を間違えると曇ってしまったり、残念な見た目になってしまいます。
最低でもくもり止めレンズのメガネを選ぶようにしましょう。
花粉症の鼻に塗る
鼻の穴に塗って花粉の侵入を防ぐものです。
まとめ
薬以外の花粉症対策を簡単にまとめてみました。
まだ知らない対策があったならぜひ試してみてくださいね。
少しでも快適な生活を手に入れましょう。