ほうれん草は生で食べれる?健康に害はない?サラダ用との違いは?

料理・食べ物・飲み物ほうれん草

ほうれん草は生で食べれる

緑黄色野菜の代表で栄養満点のほうれん草ですが、おひたしやナムル、緑色を生かして添え物が多いですよね。

でもほうれん草のサラダのように生でおいしく食べたいけど、普通のほうれん草でも生で食べてよいのでしょうか。

今回は、ほうれん草を生で食べる方法などをまとめてみましたのでぜひ試して下さいね。

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ほうれん草は生で食べれる?

ほうれん草は生で食べれるのか気になるところですが、充分美味しく食べれます。

ただ普通のほうれん草にはシュウ酸が多く含まれているので気をつけなければいけません。おひたしや、お味噌汁に入れたときでさえ、噛んだときに歯がギシギシなる時もありますよね。これはシュウ酸の仕業です。

シュウ酸はとりすぎるとカルシウムの吸収を阻害したり、体に蓄積されたシュウ酸が体内でミネラルと結合して、尿結石や腎結石になる可能性があります。とは言ってもあくまでも大量摂取した時です。

大量とは毎日1キロ食べる…位の量ですので、普通に食べている量であれば、問題がないと言えます。でも少しでもそういう可能性があるということだけは頭に置いて下さいね。

シュウ酸は体の害にもなりますが、何よりエグミが強いので味を損なうのが気になりますよね。ほうれん草はアク抜きすることによってシュウ酸が少なくなります。生で食べるときはアク抜きをしましょう

ほうれん草を生であく抜きする方法

シュウ酸は水溶性なので、たっぷりのお水に浸すだけであく抜きができるんです。できれば流水がいいですが、2~3回水を替えればいいでしょう。20分も浸せば大丈夫です。

この時に食べる大きさにちぎったり、切って細かくする事がポイントです。切り口からシュウ酸が抜け出してくれます。

ほうれん草が新鮮かの見分け方

生で食べる時は、できるだけ新鮮なほうれん草にしましょう。えぐ味が少ないです。

新鮮なものは葉っぱ部分がハリがあって、緑も鮮やかです。根の水分は蒸発しやすいので少し時間が経つとみずみずしさがなくなります。全体的に水分が抜けているように見えたり、葉の色が黒ずんでいるものは避けましょう。

大量にいただいたときは畑で採れたばかりの新鮮なものなのではないでしょうか。いつ収穫したものかさりげなく聞いておくと良いですね。

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ほうれん草が生でも健康に害はない食べ方

生で食べれるとは言っても少しでも健康に良くないなら気になりますよね。でもカルシウムやオイルと合わせて摂ると良いでしょう。

エグ味の原因(さらに結石の原因)はシュウ酸です。実はシュウ酸はカルシウムか油と合わせると体に吸収されなくなるんです。オイル系のドレッシングや粉チーズで問題は解決ですね。

エグ味も軽減し、結石の原因も取り除けますし、茹でないのでほうれん草の栄養が多く摂れるという良いこともあります。

ほうれん草サラダの生食が気になるなら

普通にドレッシングをかけていただいても十分美味しいですが、少しでも生食が気になるならおススメは熱いオイルをかけることです。

ニンニクを多めのサラダ油やオリーブ油で軽く炒めて、熱々のままそのガーリック油をまわしかけるのがおいしいです。ジュワッとピチピチと音と共にほうれん草も所々しんなりします。全部がしんなりしなくてもいいですよ。

味付けにはレモンなどの柑橘系や軽く塩胡椒を振って味を整えて下さい。マジックソルトなんかもいいですね。

ほうれん草の生での食べ方のおすすめ

ニンニクと一緒にシラスなどの小魚をカリカリに炒めて入れても美味しいしカルシウムも取れてバッチリです。牛乳やチーズと一緒に食べるのもいいですね。

スムージーで飲む時は牛乳やヨーグルトとミックスしてもいいでしょう。

生で食べる以外のときでも、カルシウムなどを意識して食べるといいと思います。

おひたしにカルシウムたっぷりのかつお節が定番というのは理に適っているんですね。

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サラダ用ほうれん草とは違うの?

その名の通りサラダ用に作られたほうれん草です。生で食べても安全なようにシュウ酸の含有量を最小限に品種改良されたということですね。

サラダほうれん草は見た目は普通のほうれん草より小ぶりで柔らかいのが特徴です。葉はもちろん茎も柔らかいので、さっと水洗いしたら余すところなく美味しく食べれます。

ただどこにでも売っているわけではないので手に入りにくい地域もあります。

ほうれん草を生で食べたいなら普通のほうれん草でも大丈夫ですよ。ただ処理はしてくださいね。

まとめ

農家などで、ほうれん草はもちろん葉物を育てる時は、メインの野菜を大きくするために間引きをします。この時に収穫した間引き菜は小さくても立派なほうれん草です。

柔らかくてえぐみがないので生で食べるのにぴったりですよ。

プランターなどでも簡単に栽培できるので、自宅で作ってみるのもいいかもしれませんね。

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