秋も深まると七五三のお参りの家族連れを見かけますよね。
最近は写真とりがメインになっているかのようですが…。
七五三のお祝いは今まで無事に成長したことへの感謝と幼児から少年・少女期への節目にこれからの将来と長寿を願うという意味があるのでやはりお参りはかかせませんよね。
子どもの健やかなる成長を願ってのお払い・ご祈祷ですからね、今回はしっかりマナーやしきたりを覚えていきましょうね。
七五三のお参りの料金はどれくらい?初穂料って何?
いわゆる御祈祷料(神社へのお礼)のことを初穂料”はつほりょう”と言います。
大きな神社だったりするとそれぞれ祈祷料明記されてる事もあります。もし書いていなければ受付などに予め聞くのが良いですね。
相場としては、三千円、五千円、一万円のどれかでしょうか。
ただ値段がはっきり決まっていない神社もあり、気持ちで払うことがあります。その場合は五千円を包む人が多いようですね。金額が高い低いで神社側の対応が変わることはないです。
初穂料はご祝儀袋で
初穂料はできればご祝儀袋に包みましょう。コンビニなどでも手軽に買えます。
紅白の蝶結びのご祝儀袋に、封筒への表書きは「御初穂料」、他の書き方としては「御玉串料」”おんたまぐしりょう”もあります。
水引の下にはお子さんの名前を書いてくださいね。
兄弟がいて二人分とか、他にもいろんなご祈祷を一気にお願いしたりする場合でも、それぞれ別々の封筒がいいでしょう。
七五三のお参りは神社でするの?神社ならどこでもいい?
七五三のはその土地神社へ、つまりお家の近くの神社にいくのがしきたりとして残っています。あなたの家にも氏神様はございますか?
最近は神社やお寺に神職の方が常にいるとは限らないので、御祈祷をしてもらえる大きい神社へ行くパターンと、神職の方がいない近所の神社でゆっくりお参りするパターンに分かれているようです。
大きな神社なら、お祭りのように他のご家族の様子もみながらできるのでそれもまた楽しいかもしれませんが、5~6組まとめての御祈祷になります。
我が家の場合、本当にご近所の神社でしたので貸切でした。
七五三はお寺や教会でもいいの?
七五三はお寺や教会で行っても大丈夫です。教会だと「児童祝福礼拝」が七五三に代わるものですね。
ですがどこでも行われているわけではないので、あらかじめの確認が必要です。
そしてあなたや旦那さんのご両親から「なんで神社じゃないの?」と言われるかもしれませんのであらかじめ伝えておきましょう。
七五三のお参りの時期はいつまで?時間は何時くらいに行く?
七五三としての一般的な日時は11月15日です。たまたま祝日ならいいですが11月15日が平日の場合は、家族がみんな揃った休日にお参りしてもいいでしょう。
11月15日を基準として前後1週間にお参りする人が多いようです。
ですが当日や前後の休日の神社は混み合いますので、あえて混雑のピークをずらしてゆっくりお参りするのもいいのではないでしょうか。
11月中ならOKともいわれますし、寒冷地だとお参りはひと月前の10月にすることも多いです。
北海道や東北は寒さが厳しく11月に入って雪!ってこともざらですからね。
時間帯も最近は様々です。本来はお祝い事は午前中に、と昔から言われてますが、混雑具合なども関係してきますからね。午後からお参りして家族でゆっくり夕食でもいいと思いますよ。
写真だけを前撮りして当日はゆっくりお参りのみなどもあります。
決めきれないならレンタル衣装屋さんや、写真屋さんの「七五三パック」にのっかるのもおすすめですよ。
最後に
全国で一般的とされる七五三のお参りについて紹介しましたが、地域差があるので親戚やご近所に風習を聞くのがいいですね。
おひな祭りや端午の節句のように毎年ある行事ではないので、心に残る思い出深い七五三になるといいですね。