インフルエンザは普通の風邪と違って、一気に高熱がでて全身がだるくなり、できれば動きたくないものです。
病院で抗インフルエンザ薬を処方してもらえばウイルスの増殖を抑えられ症状もすぐによくなります。自分以外の家族であればすぐにでも病院に連れて行って楽にしてあげたいですよね。
しかし自分の事となると中々そうもいかないですよね。わかります。
今回はあなたのように病院に行くか悩んでる場合などのインフルエンザ対処法をまとめてみました。
インフルエンザは病院行かないとダメ?
インフルエンザはとても苦しいものですが、病院に行かなくても治る病気です。近くに病院がなかったり、休診日だったりすぐに動けない場合だってありますよね。
昔は今のようなタミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ剤はなかったのですから、ひたすら熱と戦い、安静にして自力で治していたんですよね。
インフルエンザの高熱も2,3日が山です。それさえ過ぎればだいぶ楽になります。その間は自宅で水分をしっかりとって安静にしていましょう。一週間もすれば完治しますよ。
インフルエンザの注意点
ただし危険なのは持病があったり、小さなお子さんやお年寄りは気をつけなければなりません。
インフルエンザそのものより、脳症や肺炎を引き起こし後遺症が残ったり最悪の場合亡くなる方も多いからです。
さらに抗インフルエンザ薬も発症後2日以内に服用しないと十分な効果が得られません。つまり病院に行けるなら早く行った方が良いでしょう。
インフルエンザは市販の薬で熱下がる?解熱剤はOK?
まず普通の風邪とインフルエンザは全く違います。
インフルエンザウイルスに直接効き目がある抗インフルエンザ薬は病院でしか処方してもらえません。
それでは市販の風邪薬や解熱剤は効果がないのでしょうか?
インフルエンザに市販の風邪薬
ただ市販の薬も症状の緩和をしてくれるので全く効き目がないわけではないようです。しかしウイルスの増殖を抑えてくれる抗インフルエンザ薬とは違うので治すというものではありません。
かえって体力を消耗してしまい自分で治そうとする免疫力も失ってしまい長引いてしまうことがあります。
もし病院に行かずにもし市販の薬を飲んで治ったらそれは普通の風邪だったということになりますね。
インフルエンザにしても普通の風邪でもそうですが、熱は、あなたの体がウイルスや細菌と戦っていることによってでるものです。発熱は体温を高めウイルスをやっつける大事な役目があるのです。
インフルエンザに解熱剤は禁忌
また安易に解熱剤を服用するのは大変危険です。解熱剤は熱そのものを下げる薬なので一時的には下げてくれますが、熱の原因とされるウイルスはまた活発になりすぐに高熱がでてしまいます。
解熱剤の種類によってはライ症候群や脳症などの合併症になる危険があるのです。
病院で処方された解熱剤であれば安心ですが、市販の場合はちゃんと成分表示を確認して下さいね。
効き目の緩やかなアセトアミノフェンが安全だと言われていますが、基本的にインフルエンザに解熱剤はやめましょう。
インフルエンザを早く治す方法!家でできることや食べ物について
とにかく安静にしてゆっくり休んで下さい。本来の人間が持っている免疫力で自然に治るのを待ちましょう。
食事に関しては症状がひどいうちは食欲はないでしょう。
風邪などをひくと体力をつけるために食事をちゃんととらなきゃと思いがちですが、消化するのにもエネルギーを使ってしまうので無理をする必要はありません。症状が良くなってきたら食べましょうね。
ただし水分補給だけはしっかりして下さい。発熱により失われた水分やミネラルをしっかり補ってあげなければなりません。
お水やお茶でもいいですが、できればスポーツドリンクがいいです。
食欲がでてきたからといっていきなり通常通りの食事は控えましょうね。体の負担になります。
まずヨーグルトやプリン、そしてお粥やうどんなどと消化のいいものから食べて徐々に普段に戻していきましょう。
まとめ
私の娘も数年前自力でインフルエンザを克服しました。
高熱が出て、家族もインフルエンザだし絶対感染してるはずと病院に行ったのですが、陽性反応がでず普通の風邪薬を処方されました。
もちろん症状が改善するわけでもなく3日3晩うなされ続けました。とてもかわいそうでしたが、1週間後には無事に快復したのです。
あなたもとにかくゆっくり休養して早く治してくださいね。
どうぞお大事にして下さい。