人間はいずれ年を取りますよね。介護が必要となって、自宅での介護が難しい場合は施設へ入所する事になります。
そんな施設で暮らすおばあちゃんへ何かプレゼントを、と考えた時、どんなものがいいのか悩んでしまいますよね。
今回はそんなあなたのために、どんなプレゼントが喜ばれるのか、逆にこれは辞めた方がいいもの等をご紹介していきたいと思います。
施設の祖母へのプレゼントで喜んでもらえるものは?
家族と離れて施設で暮らすおばあちゃんにとって、家族が会いに来てくれる事が最高のプレゼントなのです。
これはもう何にも代えられないうれしい出来事です。他愛ないおしゃべりや、おばあちゃんを気遣う心が重要になります。
それとは別にプレゼントを贈る場合は、やはりおばあちゃんが好きなものを贈るのが一番ですね。施設の形態にもよりますが、基本的にNGを出されるプレゼントは少ないです。
おばあちゃんが編み物が趣味なら編み針と毛糸を持っていってもいいですし、新しい服をプレゼントしてあげてもいいです。
生花もきちんと花瓶を持っていけば大丈夫ですが、あまり大きくなりすぎないように気をつけてください。
ただ何を持っていく場合にも、必ずスタッフさんに声をかけてくださいね。
おばあちゃんが認知症だったり、他に認知症の患者さんが居る場合は、スタッフさんが把握していないプレゼントの持ち込みはトラブルの元になります。
ここは気をつけてくださいね。
また、季節に合わせた贈り物もいいですね。
例えば夏でしたら涼しげな寝間着だったり、扇子をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
施設の中に居るとなかなか外に出て季節感を感じるという事が難しいですから、こういったものもおすすめです。
入所さん同士での話題の種にもなりますし、良いプレゼントではないでしょうか。
施設で暮らす祖母に便利なプレゼントは?
それでは次に施設で暮らす上でもらったら便利なものをいくつかご紹介していきます。
まずは下着や靴下類です。おばあちゃんがオムツを使用している場合は別ですが、そうでない場合、下着と靴下類はいくつあっても困りません。
ただ施設によっては数が制限されている場合もありますから、事前に確認する事をオススメします。
それから巾着袋や小さなバッグもおすすめです。ハンカチやティッシュ等を持ち歩く事ができますし、眼鏡を使われている場合は失くさないように入れておく事もできます。
更に長めの靴べらも喜ばれます。高齢になるとかがんで靴を履くという体勢がかなり苦しくなってくるのです。
長めの靴べらがあれば座ったまま、立ったままでも靴を履く事が出来ますから、特に腰痛持ちの場合には喜ばれます。
そして保湿クリームやハンドクリームです。いくら年を重ねても女性である事に変わりはありません。
どうしても体の水分が少なくなり、肌も乾燥しがちです。その乾燥を防ぐために、保湿クリーム類は大活躍してくれます。
施設暮らしだと贈られても困るものは?
最後に、施設暮らしの場合に贈られて困るものをご紹介します。
まず最初に、施設によってかなり規則は違うということを頭に置いておいてください。
事前に確認をすることが一番です。それを踏まえた上で、最低限これはNGだというものを挙げます。
当たり前ですが、貴金属類は絶対NGです。トラブルの元にしかなりませんし、スタッフさんも管理に困ってしまいます。現金もやめましょう。
それから食べ物ですが、これは判断が分かれます。
スタッフさんに預ければOKの施設もあれば、食べ物の持ち込みはNGとしている施設もあります。
理由としては様々あり、おばあちゃん本人が糖尿病等の病気で食事制限を受けていたり、認知症のためどんどん食べ過ぎてしまったり、他の入所者がスタッフさんの目が届かないところで食べてしまったりする可能性等があるためです。
施設に入所している方達が何をどれくらい食べたのか、全てスタッフさん達が記録に残しています。
特にお菓子類は甘いものが多いですから、栄養が偏り過ぎてしまったり、血糖値の上昇に繋がってしまいます。
スタッフさんが把握できない状況を作ってしまうのは避けるべきでしょう。
どうしても食べ物を贈りたい場合はスタッフさんに話をして許可をもらった上で、おばあちゃんではなくスタッフさんに預けてくださいね。
きちんと管理してくれますよ。
まとめ
いかがでしたか?
介護施設で生活するおばあちゃんのため、喜んでもらえるようなプレゼントを持っていきたいですよね。
プレゼントを渡す時だけでなく、ちょくちょく顔を出しに行ってあげると更に喜んでくれると思いますよ。
コメント