桜の名所百選にも選ばれた宮城県の一目千本桜はとても有名ですよね。
桜の季節になると、山もほんのり桃色になり土手8キロにも及ぶ桜並木は本当に見事な景色です!
遠くにはまだ雪の残る蔵王山を眺めることもできるので、毎年大勢の観光客が訪れます。
今回は地元出身のわたしが一目千本桜で有名な観光名所をご案内しますね。
ぜひあなたも訪れてみてくださいね。
一目千本桜の見どころや楽しみ方
桜並木の一部は、ちょうど東北本線の線路沿いにもなってもいるので、桜の季節は電車も徐行運転をしてくれるんですよ。さすがに朝や夕方の通勤通学時間はやってないですので、昼間の時間帯に乗車してみてください。手が届きそうな位に近くで眺めることができます。
土手沿いを散策すると桜のトンネルになっているので、満開の時期はもちろんですが、散る頃も桜吹雪が楽しむことができます。
また大河原町の土手では「おおがわら桜まつり」が、船岡城址公園などでは「しばた桜まつり」が開催されますので、屋台や出店で楽しむこともできます。
おおがわら桜まつり
日程: 2016年4月7日(木)~21日(木)
場所: 白石川右岸河川敷公園
おおがわら桜まつりの会場付近では夜にはライトアップされ、18:00~22:00は川に映し出された桜がとても幻想的なのでデートスポットにもなっています。
おおがわら桜まつりの中でも観光客に人気なのが屋形船です。大人1,500円小人800円で20分の遊覧を土手の桜並木を眺めながら楽しめます。
屋形船に乗らなくても土手から桜並木を背景に遊覧船を眺めるのも、絵になるので写真に収めるだけでも素敵ですよ。
最近は新しく「しばた千桜橋(せんおうきょう)」と呼ばれる陸橋ができたので、道路から回廊を登り桜を楽しみながら船岡城址公園へ行くことができます。
しばた桜まつり
日程: 2016年4月7日(木)~21日(木)
場所: 船岡城址公園など
しばた桜まつりが行われている船岡城址公園からは、一目で千本桜が見渡せることができ、まさに一目千本桜といえるでしょう。
こちらも夜のライトアップがありますが21時までなのでご注意を。
船岡城址公園内にあるスロープカーに乗ると桜のトンネルを通っているかのようです。往復で大人500円小人300円の片道約4分ですが天気の良い日はぜひおすすめです。
一目千本桜の見ごろはいつ?
毎年4月に入ると桜祭りの案内が始まります。
だいたい4月の中旬から2週間位が見ごろでしょう。ただ最近の暖冬傾向の影響もあり、早まることもあります。
満開ではなくても5分咲きや、葉桜も楽しめるので、開花時期が多少ずれても遠くからの観光客も十分楽しめると思います。
さすがに時期になると土手や公園は場所とり合戦になっていますが、公園限定などと違ってどこからでも楽しめる桜ですので、混雑もあまり苦にならないでしょう。
散策コースもあるので、土手沿い以外にも歩きながら桜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
一目千本桜の場所ってどこにあるの?アクセスは?
一目千本桜の場所は白石市から大河原を縦断し、柴田町船岡へと流れる白石川堤沿いに約1200もの桜の木が並んでいるところです。
お祭りなどのメイン会場は大河原町にあり、電車なら東北本線大河原駅から徒歩3分程で土手沿いに着きます。仙台駅からなら30~40分というところでしょうか。
もし船岡城址公園のしばた桜まつりが目的なら船岡駅が最寄り駅になります。
また車では東北自動車道白石I.Cから約15分、村田I.Cから約20分です。会場の駐車場は一般車で1,000円ですが、街中には1回500円の駐車場もあるので停めて桜を見ながら散策するのもいいのではないでしょうか。
最後に
私は地元出身なので小さな頃から、普通にこの桜並木を楽しんでいました。
震災直後は桜を愛でる余裕もなかった宮城県ですが、季節は巡り、毎年桜の季節がやってきます。
大河原の一目千本桜以外にも、宮城県、東北にはたくさんの桜の名所があります。ぜひ皆さんもいらしてください。
東北の復興を願いつつ今年も桜を楽しみたいものです。