夏も終わり?なんて思っていたけど、博多の放生会に行くとまだまだ浴衣を着てる人も多くてお祭り気分が盛り上がります。
博多のお祭りの中でも有名な、筥崎宮で行われる放生会についてまとめてみました。
今回は放生会とはどんなお祭りなのか、日程やアクセスについて紹介します。
放生会とは 福岡の放生会の意味や縁起物で有名なもの
提供:福岡市
100万人以上が訪れると言われる福岡筥崎宮で行われる放生会は博多三大祭りのひとつです。ここでは放生会と書いて「ほうじょうや」と読みます。全国的には「ほうじょうえ」ですけどね。
放生会とは、全ての生命あるものを慈しみ、秋の実りに感謝するお祭りです。
全国各地の八幡宮で行われていますが博多の「放生会」は、1000年以上の歴史と100万を超える来場者、700を数える露店が並ぶので特に有名です。
ちなみに黒田長政が作った珍しい「一ノ鳥居」は国の重要文化財に指定されているので歴史好きにもおすすめです。
博多放生会の見どころ
屋台が多く、食べ物はもちろんですが、食べ物の販売以外に遊べる露店が多く用意されています。
その中でも放生会の見どころとしては見世物小屋が有名です。もちろん全国的に有名なお祭りでは見ることはできますが、九州では見世物小屋といえば放生会でしょう。
ですが生きてるヘビを食べることで有名な小雪太夫がいなくなったため(失踪というか、退団?)、蛇を食べるプログラムはもう見れないと言われています。
見世物小屋自体、すでに希少価値があり、いつ見れなくなるかはわかりませんのでプログラムは別にして、チャンスがあれば見ておくことをおすすめします。
同じようにお化け屋敷もお祭りならではの風情がありますよね。
筥崎宮限定の放生会名物の縁起物は初日早朝限定販売
提供:福岡市
「放生会おはじき」と「博多チャンポン」(一般的には「ビードロ」関西では「ポッペン」)は限定発売となっています。
なかでも「放生会おはじき」は特に人気なんです。
例年、放生会初日の朝6時の整理券配布に対して、早い人は前日の夕方6時ごろから並んでいるようです。
前日の終電で到着するとすでに500人近くの人が並んでいるんだそうです。
朝4時半に並んだ時はすでに1,000人を超えていました。おはじきは限定1,200個なのであと30分遅かったら買えなかったかもしれません。
つまり当日の始発で行っても間に合わないということですね。
販 売 日:9月12日 午前8:00~9:00
限 定 数:1,200個(額入:200個、桐箱入:1,000個)
金 額 :額入り10,000円、桐箱入り3,000円[/titled_box]
「博多チャンポン」は、3,000円から9,000円です。絵柄は帰ってからのお楽しみだそうです。
ほかには新ショウガが名物で縁起物とされています。屋台でもなぜか新ショウガが販売されています。どうやら筥崎宮のまわりで栽培が盛んだったことから来ているようですね。
福岡の放生会の期間はいつからいつまで?開催時間は何時まで?
福岡の筥崎宮で行われる放生会の日程は毎年曜日に関係なく9月12日~18日です。
神事など放生会の行事のほとんどは昼間にあります。毎日神事等がありますが、大半の人のお目当ては屋台ですよね。
「大体お昼ごろから夜22時くらいまで、土日祭日及び休み前日は夜遅くまで」
と思っておけば、ほぼ間違いはないです。
つまり昼間でも屋台を楽しめます。たくさんの出店があり午前中から賑わっています。
始まる正確な時間はわかりませんが(屋台による)朝10時くらいなら開いてる屋台もちらほら。23時半にはぼちぼち店が閉まっていました。
最終日は早いところで昼くらいから閉めるみたいですが、ほとんどのお店は20時くらいまでは開いています。
ただ天候が悪いなどの予報が出ているときは早く屋台を閉めることが多いようです。
雨程度ならテントで問題なく営業しますが、荒天の予報だと最終日の午前中には既に撤収していない、なんてこともありますのでご注意を。
問い合わせ先:筥崎宮社務所 092-641-7431
放生会がある箱崎へのアクセス!場所と行き方
駐車場が併設されていて平日昼間なら停めれると思います。近くにもコインパーキングもあるので、なんとかなります。ですが夕方以降の放生会の行き方のおすすめはなんといっても電車か地下鉄です。参道に並ぶ露店が目当てで夕方以降から夜にかけての人混みがすごいんです。
車だと時間帯にもよりますが渋滞や駐車場待ちで時間が無駄に流れていきます。
駐車場を探して筥崎宮の周りをグルグルしたあとに結局かなり遠くに停めてタクシーを使うなんてこともありました(笑)
ホントに空いてないんですよ、近くの駐車場。放生会の混雑は仕方ないですけどね。
特に金土の夜は渋滞もすごいのでバスもおすすめしません。なかなか箱崎まで着かないです。
電車と地下鉄の駅は筥崎宮から近いですし、できるだけ道路を使わない方向で考えた方がスムーズです。
博多駅から地下鉄中洲川端乗換え箱崎宮前で降りたらすぐです。降りたら帰りの切符も買っておきましょう。
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最寄り駅
福岡市営地下鉄「箱崎宮前」駅下車徒歩3分
JR「箱崎」駅から徒歩10分、JR「吉塚」駅から徒歩12分[/colored_box]
最後に
いかがでしたか?
昔ながらのお祭りなのでレトロな雰囲気がたっぷりです。
人混みを避けるなら平日の昼間を狙いましょう。
目移りするほど屋台が多いなんて楽しみですね。
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