神道の不祝儀袋の書き方や式年祭の服装など神式の法事マナーについて
結婚した相手が神道だった場合、しきたりやマナーなどがわからずに困ってしまうことはありませんか?
神道の不祝儀袋はどのような書き方なのか、神道の法事の水引は何色なのかなど知らないことだらけです。
わたしは結婚して初めての法事が十年祭だったんですけど、実家は仏教なので本当に何も知りませんでした。
今回は十年祭に出席するにあたって、わたしが迷ったことをまとめてみました。
神道の不祝儀袋の書き方やマナー
まず不祝儀袋についてですが、蓮の花がついているものがありますよね。これは仏式用になるので神道の法要などでは使いません。模様が付いていないものを選びましょう。
法事の墨の色
墨の色は、黒か薄墨か、というのも迷うところですが、特に決まった作法はないそうです。そういわれるとまた困るんですが(笑)
ですが「故人が神様になったことへのお祭り」ということなので黒を使うのが良いでしょうね。
神道の式年祭での表書き
表書きに何と書くかはまた迷うところですが、
- 神社や神主宛ての場合は「御玉串料」
- 参列者として遺族宛ての場合は「御霊前」や「御神前 」
が多いそうです。でも悩んだら「御神前」が無難なんだとか。
わたしの場合は、旦那の実家に神主さんを呼んで身内だけで行うものでしたので、「御神前」にしました。
神道の法事の水引
また困るのが水引ですよね。黒白、双銀、黄白、水引なしなど調べれば調べるほどわからなくなります。
どうやら同じ地域でも違う色を使うこともあるそうなので、先回である1年祭や2年祭などを参考にするのが良いそうです。
わたしは旦那に一生懸命思いだしてもらって「水引なし」になりました。
神道の10年祭の服装
わたしの中では法事=喪服と思っていたんですが、神道の法事は、故人が神様になったお祝いという意味があるから、もしかして違うかもしれないと不安になりました。
調べてみると、神社で行われる5年祭や10年祭でも、地域によっては喪服とか、喪服じゃなく黒っぽい服装とか、またネクタイなど黒いものをつけるなど意見がさまざまでした。同じ地域の中でもこの神社は喪服、あちらの神社はスーツと黒ネクタイなど、それぞれの神社で違うというパターンもあったりして…。
つまり神道だからこの服装という決まりやマナーはないということがわかりました。
というわけで旦那から義父に10年祭の服装はどうすればいいのかを聞いてもらったんです。そしたら「普段着でいいよ。仏教の法事とは違うから。」とのこと。
さすがにジーンズなどカジュアルな服装は避けますが、黒っぽい感じのおとなしい服装で出席すればいいかな、と決まってホッとしました。
自分が無知であることはしょうがないことなので、神道についてわからないことは聞いた方がよい、ということを学びましたね。
神式の法事マナーについて
神道の法事のマナーは地域や神社によって全く違うことがわかりましたが、共通のタブーとしてお数珠は持っていかない方が良いそうです。
神道はお数珠を使わないので、配慮できない人だと思われることもあるようですね。
わからないことはうやむやにせず、今まで何度も参加している義理両親に聞いておくのが安心ですね。
最後に
嫁としては世間知らずと思われたり、実家の教育について悪く言われるのはさけたいところですよね。
あらかじめ調べておいて、当日は無難にやり過ごしましょう。
がんばってくださいね。