一人暮らしの食費の平均と節約のコツ!料理の光熱費を抑える方法も
社会人の一人暮らしだと、仕事が忙しいし疲れるし、外食などに頼ってしまうことも多いですよね。
でも女性は男性に比べて収入が少ないですし、食費は節約したいところです。
一人暮らしの食費の平均がどのくらいかを知って、自分なりの節約の目標をたててみませんか?
一人暮らしの食費の平均
一人暮らしの食費の平均は一ヶ月でいくらなのか、節約を考えているなら参考にしたいですよね。
社会人として働いているか働いていないかでも違うし、男女の差もあります。
都市の大きさや住んでいる地域によっても食費の相場は違うということがわかります。
一人暮らしの食費の平均 男女別
まずこちらをご覧ください。
2014年の政府調査ではこのようになっていました。
対象 | 平均金額 | |
---|---|---|
単身 | 全体 | 38,539円 |
男性 | 43,762円 | |
女性 | 33,956円 | |
単身勤労者 | 全体 | 44,364円 |
男性 | 48,877円 | |
女性 | 36,838円 |
出典:「2014年単身世帯家計調査結果」(総務省)
同じ調査ですが2015年7~9月の政府調査では高くなっていました。
これは消費税の分と考えてよいでしょう。
対象 | 平均金額 | |
---|---|---|
単身 | 全体 | 39,960円 |
男性 | 45,480円 | |
女性 | 35,107円 | |
単身勤労者 | 全体 | 45,107円 |
男性 | 50,026円 | |
女性 | 37,334円 |
出典:「2015年7~9月単身世帯家計調査結果」(総務省)
やはり働いている人はつきあいもあるし、外食も多いのか食費も高いようですね。
それにしても男女で開きがありますね。
一人暮らしの食費の平均 地域別
単身世帯のデータを地域別に見ると当然かもしれませんが物価も違いますし差が出ますよね。
大きな都市の方が平均が高いですね。
対象 | 平均金額 |
---|---|
全体北海道・東北 | 33,008円 |
関東 | 42,738円 |
北陸・東海 | 37,384円 |
近畿 | 41,613円 |
中国・四国 | 32,803円 |
九州 | 32,969円 |
出典:「都市階級・地方別 家計調査結果」(総務省)
全国の単身勤労者の平均は 38,539円でしたが
大都市:43,319円
中都市:37,947円
小都市:32,106円
というデータもあります。
節約を考えるならこれらをふまえて、せめて平均よりは低くなるようにがんばってみましょう。
一人暮らしの食費を節約するコツは
節約といえばまず調整しやすい食費を考えるかと思います。
ですが急に生活を変えると続かないので、できる範囲から節約をしていきましょう。節約のコツは無理をしないことです。
もちろん自炊メインの食生活を目指しましょう。一人暮らしだと逆に高くなるなんてことはありません。やりくりがまだ出来ていないだけなのです。
基本的に買った材料は全部使うことにしましょう。できるものは全て冷凍しておけば、腐らないように気を付けるのはわずかな食材だけですよ。
女性の一人暮らしの食費の目安
女性の一人暮らしで食費の節約を考えるときに3万円が目安になります。
一人暮らしの女性の食費の平均は35,107円ですが、外食中心の富裕層もデータに入っているので一般平均は3万円ほどだと考えられるからです。
節約してるつもりなのに1ヶ月に3万を超えているという場合は要注意です!
予算の立て方ですが、比較的こまめに買い物をするなら一日当たりの食費を計算しておきましょう。1週間に1度まとめ買いをするのであれば、1週間分の食費を計算してその金額でやりくりしましょう。
自分の生活サイクルを考えて1カ月よりも細かいスパンで予算をたてておくと、今プラスなのかマイナスなのかがわかりやすいですね。
3万円で生活できてるよ、というなら少し減らして2万5千円~2万7千円あたりを目標にして挑戦するのもいいかもしれません。
料理にかかる光熱費も節約を
一人暮らしの節約として冷凍ごはんは有名ですよね。ある程度炊いて一杯分ずつラップで冷凍しておきましょう。仕事から帰ってきて疲れてても、ごはんはレンジで温めるだけなので楽ですよね。
ですが毎日のように自炊をしていると思ったよりもガス代が高かったりします。プロパンガスのお家に住んでいる場合はガス代がさらに高いですよね。
ガス代の節約のために電子レンジを活用する人は多いですが、他にも方法はあります。
麦茶を沸かすとき、パスタをゆでるとき、お味噌汁を作るときなどはケトルでお湯を作ってからやかん・鍋にうつすのがおすすめです。水から直接ガスで沸かすよりも沸騰するまでの時間も短いんです^^
炊飯器でカレーやシチューを作ることもできます。料理の工程も少ないし簡単で良いですよ。
炒めものを蒸気を使って料理をする方法もあります。わたしは「ためしてガッテン」がとっても参考になりました。途中で火を消すなんて考えたことなかったです。
火を使う時間を半分以下にして、光熱費が激減。
なのに栄養は2倍以上、味は激ウマになるという、夢のような料理術です!
まとめ
一人暮らしの働く女性の食費の平均は37,334円ということでした。
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、節約を目指すなら最低でも平均以下を目指しましょう。
1ヶ月分の食費から1日ごとや1週間ごとなどの細かい予算をたてましょう。
料理をするときの光熱費も工夫して抑えるとなお良いですね。