夏といえば花火ですが、安い時等にたくさん買い込んだりして花火が余ってしまうことありますよね。
夏だけでなく冬の花火もきれいなので、とっておく人もいるかもしれません。
ただ湿気大国日本ですから、梅雨の季節はもちろん冬場の結露も多いので保存もどうしたらよいものかと悩みますよね。
今回は去年の花火を使っても大丈夫かなども含め保存法をまとめてみました。
去年の花火って使える?
ほとんどの花火には使用期限があるのですが、およそ10年を考えて作られているそうです。10年って長いと思いませんか?保管状態にもよりますが、花火って意外と長く使えるものなんですね。
つまり去年のだからといって必ず処分しなくてはいけないものではありません。無駄にならなくて済むのですよ。
ただし火をつける前に、花火が破損していないかなどの十分なチェックが必要です。来年使おうと予め思ってしっかり保存していたものなら問題ありませんが、そうでない場合など不安な場合は使わない方が無難です。
また筒の部分が柔らかくなってしまった打ち上げ花火も危険なので、止めておいた方がいいでしょう。
また日本のように四季があり、冬の結露や梅雨時の湿気などで、花火も水分を多く吸い込んでいます。そのままでは火を点けても中々発光しないと思います。
そのような湿気を含んでしまった花火は、新聞紙に包んで乾燥剤と一緒に袋にいれてあげるといいですよ。乾燥剤が湿気を吸って、花火を蘇らせてくれます。湿気を取るのは乾燥が1番だからといって、決して火に近づけたり、直射日光には浴びせないで下さいね。
発火の恐れがありますからね。
未使用の花火の処分方法
いくら乾燥させてもダメな場合や濡れている状態の花火はもう処分するしかありません。そして「使えるかも?」という花火でも不安がある場合は処分した方がよいでしょう。火薬ですからね。
未使用の花火の処分方法ですが、必ず花火を水につけて十分湿らせてから捨てましょう。花火を使用した後と同じですね。念のため濡れ新聞紙に包んで捨てた方がいいです。ただ地域によっては花火の処分方法がしっかり決まっていることがあります。自治体での捨て方を調べてみてくださいね。
花火の保存方法
夏の初めに買った花火でさえも、夏の終わり頃には湿気でダメになってしまうこともありますよね。
花火を保存する時は、風通しのいいなるべく湿気の少ない所がいいです。日本はとにかく年中湿気が多い国ですからね。
そして花火がしける原因は湿気を吸って火がつかなくなること以外に、火薬に含まれる金属粉が酸化して火花がつかなくなることです。ビニール袋に花火と一緒に乾燥剤や酸化防止剤を入れておけば大丈夫です。
保存したことを忘れないで下さいね。何年前のかわからなくなると困るので、日付も書いておいた方がいいですね。
去年の未使用花火のまとめ
花火の保存期限が長いことに驚きませんでしたか?
花火によっては寝かせた方が綺麗な花火になるというものもあるそうなんです。でもその場合、出来上がった花火を寝かせたのではなく、つめる前の火薬を寝かせたものだそうです。市販の花火とはまた別なのでしょうね。
いずれにしてもあくまでも自己責任ですので、十分に気をつけて花火を楽しんで下さいね。