お月見って何か古めかしい行事のように感じていましたが最近は「スーパームーン」「ブルームーン」なんてお月様に素敵な名前がつけられていますよね。
若い人もツイッターなんかにアップして月に興味津津です。
今年のお月見はいつでしょうか?お月見って何をするものなのでしょうか?
たまにはゆっくり月でも見上げてリフレッシュしましょう。
お月見って何をするもの?場所はどこで?なぜするの?
お月見って一体何をすることをいうのでしょうか。
お花見のようにみんなで集まって食べたり飲んだりするものでしょうか。
そんなイメージはないですよね。それではどんなことをするのでしょうか。
お月見の由来
そもそも「お月見」の由来って何でしょう?
元々は中国から伝わってきた風習のようですが、その後秋の収穫祭として豊作祈願の行事となりました。
満月にお団子やすすきをお供えして祈願しますが、団子は月のイメージからすすきは魔除けの意味もあるようです。
現在では「お月見」が豊作祈願と言われても中々ピンとこない人も多いのではないでしょうか?
どちらかというと綺麗なお月様をみて癒されるという方がしっくりきますね。
ちょうど季節もよいので月を見つめて「うさぎの模様はあれだろうか?」とか興味深く考えるような時間が忙しい毎日の中では大事かもしれません。
お月見をする場所
場所はもちろん山頂やビルの屋上など視界が開けたところがベストですが、普通に家のベランダでも見えますのでどこでも大丈夫です。
最近は「お月見のデートスポット」なんていうカップル向けの場所もあるようなので調べてみてもよいですね。
ただし月は移動していきますので方角は考えないといけません。家の中からだとさっき窓から見えてたのにもう見えなくなったみたいなことが起こってしまいます。
お月見の準備 必要なものや用意するもの
本格的にお月見をするなら即席の月見台にお供えものを飾りましょう。
小さなテーブルにすすきや秋の花、月見料理、月見団子を飾ります。月の見えるところがいいですね。窓際などが最適でしょうか。
月見団子は家で手作りすることもできますよ。白玉粉で簡単にできるので子どもさんと一緒につくってもよいですね。
可能なら戸外で食事なんてのもよいのではないでしょうか?月を見ながら食事なんて素敵ですよね。
テーブルを窓際によせるだけでも月もみえるしキャンドルなどで雰囲気を出しても素敵です。
おすすめの月見料理
お月見料理によく使われるものに里芋があります。筆者の家では里芋と白玉粉のお団子などを入れて白味噌のお汁を作ります。
最後にゆで卵を半分に切ってお月様に見立てて入れます。我が家流「月見汁」です!
簡単で月見気分が出て普段里芋が苦手な子どもも喜んで食べていました。
お月見の時期 いつからいつまでにすればいい?
お月見の時期は毎年変わってきます。そもそも旧暦の8月の15日が「中秋の名月 十五夜」9月の13日を「十三夜」と呼びます。
ですがこれは旧暦ですので現在とは日にちも違います。
では、今年のお月見の日はいつなのでしょうか?
- 十五夜 9月27日
- 十三夜 10月25日
ということになっていますね。この日がもっとも月が美しく見えるとされていてお月見の行事をする日ということです。
ちなみに十五夜と十三夜の日にちは毎年違います。
ただし日にちが決まっているからといって必ずしもこの日に満月になる訳ではないのです。前後2日間ぐらいのズレはあるようですね。なので満月=お月見の日ではないということになります。
素人目にはこの頃の月はいつも満月に見えますけどね~(笑)
お月見の行事をするならこの日を目安にされたらよいと思いますが、どうしても満月にお月見をしたいというこだわりのある方は、最近お月見アプリなるものも登場してチェックできるようになっているので活用してみてはいかがでしょうか。
お天気との兼ね合いもありますので、今年のお月見の日にち前後で楽しまれたらよいでしょう。
十五夜についで美しい月とされる十三夜。十五夜を見たら必ず十三夜の月も同じ場所で見るともされています。片方だけみると縁起が悪いとも言われます。
十三夜もくれぐれもお忘れなく。
まとめ
「お月見」の行事云々より「月」を見るという行為にはとてもロマンを感じます。
筆者は十三夜の頃綺麗な月と金木犀の香りを一緒に楽しむのが大好きです。五感を研ぎ澄ませて自然のセラピーを受けているように感じます。
秋ってそんな季節なのでしょうね。
今年のお月様をぜひ一緒に観ませんか。例え見る場所は違ってもみえてる月は同じですものね。
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