もつ鍋の作り方のコツ もつの臭みの取り方と簡単で美味しいレシピ
もつ鍋って美味しいし、くせになる味です。
もつ鍋パーティーを家でしたいけど、もつ鍋って自分で上手に作れるのか不安になりますよね。
でも大丈夫です。もつ鍋を何十回と作ってきた経験から断言できます。
ここではもつ鍋の作り方のコツや臭みの取り方などについて紹介しますね。
もつ鍋の作り方のコツはモツの選び方にあった!
ではどのようなモツを選べばいいのか、ですよね。
これは鮮度です。新鮮さが第一です。新鮮なモツは嫌な臭いがない、つまり臭みがないんです。
見た目で判断するしかないんですが、できるだけ透明感のあるものを選びましょう。時間が経つとだんだん濁ったような色になってくるんです…。
新鮮なモツで作ったもつ鍋は本当に美味しいんですよね(´▽`*)
福岡ではホルモン専門店なるものがあるので比較的おいしいモツが手に入りやすいです。スーパーなどでも国産のものは結構いけますしね。
でも地域によっては、売っていたとしてもそこまで新鮮なものは手に入りにくいので、どうしてもモツに臭みが…。
ではどうやったら臭みが取れるでしょうか。
もつの臭みの取り方 良いモツが手に入らない場合
良いモツが手に入らないならもつ鍋は無理してやらない方がいいよ~、と言いたいところですが、それでも食べたいならできるだけ臭みを取るしかありません。
おすすめの方法は
- 塩でもむ
- 小麦粉でもむ
のふたつです。
もむというよりも洗うイメージで混ぜてもらうといいですね。
しっかりゴシゴシした後はお水で洗い流せばOKです。
塩で洗ってから小麦粉で洗うなどダブルですると、なおいいです。
牛乳でのくさみ取りは正直おすすめしません。わたしの経験上ですが、期待するほどは臭みが取れないからです。
いろいろ試しても臭みが取れない場合はもつ鍋ではなく焼肉として食べるのがおすすめです。タレの味が濃いので比較的(?)食べれます。もしくはモツ煮込みにしてしまうかですね。
もつを下茹でしないで!
下茹でして食べればいいっていう意見もありますが、もつ鍋にするなら下茹ではしないでくださいね。もつ鍋の魅力がほとんどなくなると言っていいほど、もつの旨みも一緒に流れてしまいますから…。
一度外食した際に下茹でしたもつ鍋が出てきたことがあったんですが、そのお店にはそれからは行ってませんね。下茹でしたもつ鍋を食べるくらいなら違う鍋を食べた方がいい、とさえ感じます。
もつ鍋セットの通販もおいしい
新鮮なモツを近所で買えないという場合は通販のセットもおすすめです。
→元祖博多国産牛【もつ鍋よし田】野菜付き生もつ鍋セットを見てみる
モツは冷凍してもそこまで味が落ちないのが嬉しいですよね。もし新鮮なモツが手に入ったら冷凍保存もおすすめです。
もつ鍋の簡単で美味しい作り方
いわゆる博多もつ鍋ってやつですね。
これは私なりのレシピですが、しょうゆのメーカーが違うだけで味がかなり変わってしまうので多少の調整は必要になるはずです。
基本的には福岡のしょうゆは「あまくち」とよばれる少し甘めのお醤油です。
甘さが足りないと思ったらみりんを小さじ一杯ずつ足すようにして、そのたびに味見をしてくださいね。
博多もつ鍋のレシピ【家庭版】
用意する物(4人前)
- 生の小腸(丸腸) 360~400g
- キャベツ 400g
- 豆腐 1丁
- ニラ 1束
- にんにく 4~5かけ
- 赤唐辛子 1~2本
スープ用
- しょうゆ 100cc
- みりん 100cc
- 酒 100cc
- 水 1000cc
- かつお粉末だし 小さじ1
作り方
- 生モツは一口サイズに切り、下処理をしておく。
- スープ用の調味料を鍋に入れて火をかける。
- キャベツを4~5cm角に切り、鍋に入れる。
- にんにくをスライスし、赤唐辛子は種を取って、両方鍋に入れる。
- 豆腐は一口サイズに、ニラは5~6cmに切っておいてキャベツに火が入ったら鍋に入れる。
- ニラがしんなりしたら完成ですが味見をしてコクが足りないようであれば味噌を大さじ1足すと良い。
具材が少ないと思うかもしれませんが、シンプルなのが正統派の博多もつ鍋なんだそうです。
でもわたしはもやしが好きなのでもやしを一袋足しちゃったりします^^さらにキャベツも多めに入れたりします(笑)
最後の締めはやっぱりちゃんぽん麺が合いますね。
再度言いますが、せっかくの生モツなので下茹ではしないようにしてくださいね。
例えばカニ鍋をするのに一度茹でてから鍋に入れるとカニの出汁が半減してしまいますよね。
それと同じと思っていただければ^^;
まとめ
家でもつ鍋を作ると自分好みの味にすることもできますし、特別感があって楽しいです。
料理が苦手な人なら通販のセットがおすすめですよ^^
ぜひ、もつ鍋パーティしてみてくださいね。