亜麻仁油とは?ダイエット効果はある?味は?使い方は?
テレビや雑誌で良く見かける亜麻仁油(アマニ油)って知ってますか?
古代エジプトの時代から作られ続けている歴史のある油で、現在アメリカでは健康食品として認知されています。
認知症に効果があるとされていますが亜麻仁油はダイエットにも心強い味方なんです!
今日は亜麻仁油についての効能や、亜麻仁油で痩せるのか、その味や使い方などを紹介します。
亜麻仁油とは?効果や効能は?
亜麻仁油って一体何か知っていますか?
亜麻仁油(アマニ油)とは成熟した亜麻の種子からとれる油のことです。
人間の体内では合成することのできない必須脂肪酸であるα-リノレン酸やリノール酸が豊富にあります。α-リノレン酸ていうのは今話題のオメガ3脂肪酸の一種ですね。
- このα-リノレン酸には
- 血液をさらさらに改善する
- コレステロール値や血圧を下げて生活習慣病を改善する
- 神経細胞や脳機能を活性化させるので記憶力や学習能力を高める
- 皮膚からの水分蒸発や肌荒れなど肌質改善に期待できる
- リノール酸によるアレルギー症状を抑えるのに有効
などの効果が期待できます。
亜麻仁油は水分と乳化する珍しい油なので、卵の代用品としてケーキなどの焼き菓子やマヨネーズなどにも使うことができることから卵アレルギーやベジタリアンの方に好まれています。
さらに亜麻仁油が含まれる亜麻の種子には食物繊維が豊富に含まれているので焼き菓子などに亜麻種子をそのまま使ったりソースに混ぜることもあります。
食用油としても販売されていますがサプリメントもあります。
亜麻仁油にダイエット効果はあるの?
亜麻仁油は食物繊維が豊富で便秘解消に効果がありますし、腸もキレイになります。
α-リノレン酸は先ほど紹介したように美肌に期待できるので美容効果もあります。
ダイエットに関していえば亜麻仁油はコレステロールを排出します。つまり生活習慣病の予防や改善に効果があるので痩せやすい体を作るといわれています。
脂肪を燃焼させるのではなく脂肪燃焼をするのを助けるのが亜麻仁油です。油の中では比較的太りにくい油と言えるでしょう。
つまり亜麻仁油は痩せるのか?というとやっぱり油なので摂り過ぎは良くないんですが、サラダ油などを亜麻仁油に変えることでカロリーは低くなりますし、ダイエットの効果は期待できるといえます。
一日に大さじ1杯程度の量を目安にしましょう。1食で小さじ1杯ということですね。
亜麻仁油のほかにもα-リノレン酸が豊富であるシソ(エゴマ)油、キャノーラ油、大豆油があり、現在はエゴマ油がテレビ番組などによって大ブーム中ですよね。
亜麻仁油は空気に触れると固まる乾性油なので注意が必要です。日光でも酸化してしまうので透明のボトルは避けましょう。冷蔵庫で保存がおすすめです。
亜麻仁油の味は?使い方は?どうやって食べるの?
亜麻仁油は熱に弱く酸化しやすいので加熱などはせずに生のまま食べましょう。加熱すると苦みが出るだけでなく栄養素が壊れてしまいます。
味は基本的にはさっぱりとしてくせがないのですが、安いものだったり、透明の瓶に入って酸化したものなどはえぐみがあり苦かったりします。
亜麻仁油はドレッシングにしてサラダを食べるのが最も有名な食べ方です。ポン酢に混ぜるのが最も簡単なドレッシングの作り方です。亜麻仁油ドレッシングとして販売されているものもありますね。
ほかにはマヨネーズを作ったり、パンにぬったり、味噌汁に最後に入れたりして食べることができます。ヨーグルトに入れても良いそうです。出来上がりのパスタの仕上げオイルにしてもいいですし、納豆に入れて混ぜるのもおすすめですよ^^
まとめ
いかがでしたか?
亜麻仁油は健康にとてもよい油なのですが、作る工程によっては成分が変わってしまったり、酸化や苦みなどもあるのであまり安いものを買うのは避けましょう。
できるだけ小さ目のボトルを買って酸化する前に使い切ることもポイントですよ。