一人暮らしでお金の節約が苦手…。もしかして「キチンと」節約しようと考え過ぎていませんか?家族がいる人とは違い一人暮らしは一人暮らしなりの節約の仕方があるはずです。
どんな方法があるか、見ていきましょう。
一人暮らしの食費の節約はまず1日にいくら使えるか
一人暮らしの場合は管理が上手な人でない限り、どんぶり勘定になりやすいものです。(そもそも管理が得意なら、すでにキチンと節約をしていますよね。)突然細かく節約の計画を立ててもうまくいかないことがほとんどです。
まず考えることは1ヶ月に使う食費がいくらか、ということです。
そして一日あたりいくらになるのかということ。
そして一週間あたりはいくらなのか。
お酒を飲むならそれも考えましょう。
基本的に食費は収入の20%くらいが平均とされていますが、学生となるとその計算は当てはまらないですよね。学生の一人暮らしの食費の平均は22,000円と言われています。これは平均なので節約という面で考えるともうちょっと少ない金額を目標としてもいいかもしれません。
例えば月に2万円と決めます。
そうすると一日に使えるのは大体640円くらい
一週間なら4500円くらい
となります。
このように大雑把でいいのでイメージを持っておきましょう。
もちろん自分の今の状況に合わせて決めるのが大切です。
そして一食の金額のイメージをします。
例えば朝夜は自炊 昼は学食
朝…80円
昼…350円
夜…220円
全て自炊ができるならそれが一番安いですが無理をするぐらいならやめておきましょう。続かないと意味がないので。
この自分で設定した金額が頭にあるだけで大きな無駄遣いは減るでしょう。
紙などに書いて貼っておくと効果がありますよ。
もし設定金額より超えてしまったら次の日に我慢するというのではなくて、その週もしくはその月で取り戻せるように意識しましょう。
食費の節約の方法のおすすめ
一人暮らしだと毎日3食をキチンと自炊してるという人の方がまれです。ではどのような工夫をしているのでしょうか?
白いごはんは常備
あることをするだけで節約がグッと楽になるんです。
それはご飯を炊くということ。
白いごはんさえあれば用意するのはおかずだけでいいですよね?おススメは時間があるときや休日にまとめて炊いておくことです。
ごはんはできるだけまとめて炊いて冷凍しておけば手間も時間も光熱費も減らせます。ラップを二重にしておくことでニオイがつくのも防げます。
お昼ごはんをできるならお弁当にしたいところですが難しいならおにぎりでもいいですよね。白いごはんだけを持って行って学食でおかずだけ買うという人もいます。白いごはんもおにぎり風にして持って行けば洗い物もないですしね。
白いごはんがあればピンチの時でも卵かけごはんや納豆ごはんで乗り切ることもできます。
お金が入ったらまずお米を確保しましょう。
調味料のススメ
麺つゆやポン酢は一人暮らしの強い味方なので買いたくなる気持ちもわかりますが作ったほうが安いですね。ドレッシングなども作れるので調味料をそろえておいてもいいかもしれません。
めんつゆ
しょうゆ:みりん:酒=2:2:1
火にかけて(レンジ代用でも可)これに粉末だしを少し足せばOK
一般的な2倍濃縮めんつゆになります。
甘めが好きな人はお砂糖を足してくださいね。
ポン酢
しょうゆ:お酢:みりん:酒=3:2:1:1
酸味が好きな人はだいだいやカボスをいれてもおいしいし、お酢の量を3にしてもいいですね。
ポン酢に油をまぜればドレッシングです。
油をごま油やオリーブオイルにすると中華や洋風になります。
忘れてはいけないポイント
そしてもうひとつ忘れてはいけない重要なポイントはあなたの家のガスが都市ガスかプロパンガスかということです。もしプロパンガスを使っているなら、できるだけ電気を使うようにしましょう。
プロパンガスを使うと光熱費が高くなりがちなので、電気ケトルでお湯をわかしたり、電子レンジをできるだけ活用しましょう。
一人暮らしなら食材の節約には長持ちするものを
一人暮らしの食事の大きな悩みのひとつって食材がだめになってしまうこと。いくら安いものを買っても、捨ててしまっては節約の意味がなくなりますよね。
できるだけ長持ちする物を買いましょう。
缶詰や瓶詰、レトルトものは既に活用してますよね。ワカメやお麩などの乾物もチェックしてますか?それならあとは冷凍庫を活用しましょう。キチンと冷凍しておけば1~2ヵ月は余裕なので。だからといって冷凍食品は量の割に値段が高いのでおすすめしません。
うどんは冷凍のものがおいしいですし、焼きそばの麺なども冷凍しておけます。納豆も安いときに買いだめして冷凍保存しておきたいですね。
生のキノコはそのまま冷凍しましょう。食べるときに火を入れればいいです。この方が栄養価もあがるんだとか。
お肉や魚は安いときに買って小分けにして冷凍しておくといいですよ。ラップは二重で。焼いてすぐに食べれるものが手軽でいいですね。
お肉なら豚のこま切れとか鶏もも。
魚なら塩サバや鮭など。
あさりなどの貝も冷凍できます。砂抜きだけして冷凍しましょう。
他にも自分が良く使う食材で冷凍できるものはどんどん冷凍しましょう。
冷蔵庫でもつものといえば、野菜はとにかく玉ねぎがおススメです。サラダ、煮物、焼き物、炒めもの、何にでも活用できます。
じゃがいもや人参などの根菜ももちますが気を抜くと成長して中がスカスカになったりします。きちんと冷蔵庫に入れておきましょう。
キャベツやレタスを買うときは丸のままにしましょう。刃物が入ると途端に劣化が始まります。外側から手ではぐようにしましょう。乾燥しないように気をつければ2週間は余裕です。芯が茶色くなってきたらその部分だけ切ってあげればOKです。
最もいいのがプランターでの家庭菜園です。サニーレタスは初心者でも簡単にできるし、食べるときに一枚ずつ取るだけなので買いに行く手間もいりません。苗もそれほど高くはないのでチェックしてみては?
食費の節約の方法やコツのまとめ
- 保存の効く食材は安いときにまとめて買う。
- 肉・魚→一回分ずつにして(ジップロックなど)冷凍
- ポン酢やめんつゆは買わない
- サニーレタスなどをプランターで
- 便利な麺類を保存しておく
- プロパンガスならできるだけ電気を使う